中国伝統医学・中医学整体/推拿とは

中国伝統医学(中医学)とは”陰陽五行”の観念を中心に、中国で発展した医学。三大療法は、「鍼灸」「整体(推拿)」「漢方」です。その歴史は古く、2400年ほど前に「黄帝内経」という中医学のバイブル的書物が書かれ、発展をとげていきます。しかし、その後、さまざまな学派があらわれたり、書物が散逸したり、政治的に継続が困難な状況となったりで、中国でも中国伝統医学は貴重なもののようです。


また、日本の「漢方」や「東洋医学」と呼ばれるものは、奈良時代に、遣唐使・鑑真和上によって日本に「黄帝内経」が伝えられたのが発端とされています。その後に鎖国などのロックダウンの中、日本独自の進化を遂げたものです。


私がたずさわっている中国伝統医学は、師匠である、中医師:今中健二先生が中国の医学部で直接学び、数々の臨床経験を積まれて日本に持ち帰ったもので、中国伝統医学の源流です。日本の漢方や東洋医学とは様々な部分で異なります。


元々、私は看護師として仕事をして十数年目の時に今中先生の中医学に出会いました。西洋医学では説明できなかった病状に説明がつき、原因不明と言われていた病気の原因がわかり、治療困難と言われていた症状がみるみる改善していくのを目のあたりにして、中医学を学んで、たくさんの人のお役に立ちたい、と思ったのが、中医学の勉強を始めたきっかけです。


中医学は奥が深すぎて、ここでご紹介するとキリがありません。西洋医学とは全く違う理論体系ですので、中医学をマスターするのに、私は理論をイチから「インストール」し直すことからはじめました。中医学で(中医学的)診断をするには、西洋医学のことは一旦シャットダウンしないといけないのです。それほど、西洋医学と中医学は根本が違います。


そして、私は、中医学で自分の「花粉症」を克服しました。あれだけ、どんな薬も効かなかったのに。。。


私の中国整体(推拿)は、

「整体観念」の信念のもと、「陰陽五行」の概念を用いて、心身の陰陽を整えていくことを目的としています。その手段が整体(推拿)なんですが、生活習慣の改善や食事、運動のアドバイスも同時にしていきます。


「整体観念」とは、人間は自然の一部でお互いに影響をし合っていると言う考えです。季節やその時の環境に健康状態は左右されます。それをちょうどいい具合に(中庸)整えていくのが、中医学です。 

<施術の流れ>


① 施術にお越しいただいたら、まず問診表に記入していただき、その後、脈診・舌診などで個別に中医学的診断をし

  ます。お困りの症状について、詳しくお聞かせください。また、手術後や怪我など、触ってはいけない部分などが

  あれば、お知らせください。


②   うつ伏せで横になっていただきます。後頭部〜背部〜臀部〜足を、手や肘でほぐしながら、お客様それぞれの体調に

  合わせた(必要な)ツボ(兪穴)をおしていきます。身体をポキポキしたりする施術はありません。実は、ほぐす

  施術は重要で、経絡(12+αの「経絡」=「ツボ(兪穴)とそれを結ぶ経路」が全身にあり、気血が1日50回

  その経絡上をめぐっています)のめぐりがよくないために症状が出ていることが多いので、ほぐすだけでも症状が

  改善する人もいます。


③    次に、仰向けになっていただき、頭〜顔〜腹部〜足、手の施術をしていきます。必要なツボ(兪穴)をおします。


④    放松(施術した部分を軽く叩いていく)します。もみ返しが起こらないための手技です。



♡ 肩こり、腰痛、頭痛、むくみ、冷え性、身体の痛み、胃の不調、便秘や不眠など様々な症状が改善します!!心身とも

  にゆるみ、リラックスできます。婦人科疾患にも効果があります。


♡ 看護師としての経験からのアドバイスもできます。


♡    西洋医学の治療と並行して、施術を受けていただくことも可能です。


♡今中健二先生主宰の「中国医学協会」に加入しております。